頭痛とは
頭の内外の血管や頭につながる神経が圧迫や炎症などの刺激を受けたり、
頭や首の筋肉が伸び縮みしたりすると、
それぞれの部位で痛みの刺激を受け取る部分が反応して発生します。
血管で起こった痛みは広い部分に伝わり、
頭皮や頭の骨を取り巻く部分に刺激が起こったときはその部分が痛みます。
頭痛の原因は300にも及ぶといわれますが、
頭痛そのものの症状である一時性頭痛と他の疾患が原因となり起こる二次性頭痛の大きく2つに分類されます。
一次性頭痛
片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛のように繰り返し起こる慢性頭痛。
二次性頭痛
脳や他の疾患が原因となって起こる頭痛。
くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎など命に関わる頭痛も含まれる。
二次性頭痛は早めの受診をしましょう
二次性頭痛の特徴:↓このような症状の場合は病院へいきましょう↓
- 今まで感じたことのない痛みがある
- 突然痛みが出て、どんどんひどくなる
- 頭痛が何度も起こり、最初と比べて痛みが強くなっているように感じる
- 頭痛とともにめまいや吐き気、嘔吐などが現れてきた
- 頭痛とともに目の見えにくさや手足の動きにくさなど、何らかの体の異変を感じる
- 頭痛とともに熱や発疹が生じている
慢性的な頭痛(一次性頭痛)はパーソナルトレーニングで改善できる可能性あり
一時性頭痛に関しては、
姿勢、呼吸、血流の改善・筋力アップ・食&生活習慣の改善など、
パーソナルトレーニングでアプローチできる原因が多くあります。
まずは一時性頭痛の分類と特徴をみてみましょう。
一次性頭痛の種類
片頭痛(血管性頭痛)~ズキズキする、動かしたときに痛む
片頭痛は、頭の片側(または両側)が脈打つようにズキズキと痛む頭痛です。
吐き気、嘔吐を伴うことがあり、光・音に敏感になるなどの症状があります。
痛みは4~72時間ほど持続し、体を動かしたり入浴したりすると悪化するのが特徴です。
何らかの刺激が三叉神経(脳から直接出ている神経)の刺激につながり、
さらに連鎖反応的に血管の拡張や炎症が発生していくためと考えられています。
- ストレス・精神的緊張(解放されたときに起こりやすい)
- 疲れ
- 空腹
- アルコールの摂取
- 寝不足(or寝過ぎ)
- 月経
- 人ごみや騒音などの物理的な刺激
- 天候の変化
などが原因と推測されています。
緊張型頭痛(筋肉収縮性頭痛)~ジワジワ締めつけられる
一次性頭痛のなかで最も多いとされるのが緊張型頭痛です。
後頭部、こめかみ、額を中心に頭重感や圧迫感、
または締めつけられるような痛みがジワジワと発生し、しばらく続きます。
光か音のどちらかに過敏になる人もいますが、
片頭痛のように吐き気や嘔吐が発生することはなく、
体を動かした際に痛みが悪化することもありません。
痛みの強さは軽度~中程度で、日常生活に支障が出ることは少ないようです。
主な原因は、頭、首、肩の筋肉の緊張によって血行が悪くなることとされていますが、
ストレスなどの神経的な緊張が引き金となることもあると考えられています。
なお、緊張型頭痛のある人が片頭痛を起こす混合型もあります。
この頭痛を引き起こす原因としては次のようなことが考えられます。
- ストレス(身体的・精神的)
- 顎関節症(あごの関節の異常)
- 長時間同じ姿勢でいる(うつむき姿勢など)
- 運動不足
- 眼精疲労
群発頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛~目の奥に痛みが出る
頭の片側に頭痛が現れ、それと同じ側の目や鼻、耳などに異常が現れる頭痛を
「三叉神経・自律神経性頭痛」といいます。
群発頭痛は左右どちらかの目の周囲から
こめかみのあたり(前頭部~側頭部)にかけての激しい痛みと、
痛むほうの目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂などといった症状を伴うのが特徴で、
痛み発作は1日に2~8回繰り返され、数日~3ヵ月ほどの間、
集中して続きます(群発期)。
頭痛が起こらない時期を経て、
また群発期がやってくる場合(反復性群発頭痛)や、
群発期が年中続く場合(慢性群発頭痛)もあります。
発症年齢は20~40歳で、男性に多い傾向がありましたが、
近年、男女差は徐々に減少する傾向にあります。
痛みが起こるメカニズムとしては、
目の奥の動脈の拡張が原因でうっ血や炎症が起こり頭痛につながるという説、
眼や上顎、下顎に向かって走る三叉神経の活動が過剰に高まることによって発生するという説、
などが考えられています。
睡眠中に起こることが多く、激痛で目が覚めることがあります。
この頭痛を引き起こす原因としては次のようなことが考えられます。
- 飲酒
- 喫煙
- 血管拡張剤の服用
- 気圧の変化
●頭痛の種類についての主な引用元
頭痛とは|頭痛のタイプを知ろう|頭痛オンライン – 沢井製薬 (zutsu-online.jp)
パーソナルトレーニングでの頭痛改善アプローチ
パーソナルトレーニングでの運動指導による頭痛改善
①姿勢を改善する
整体やストレッチ、正しいフォームでの筋トレなどによって、
骨の位置が正しい位置に整うことで姿勢が改善します。
姿勢が改善すると、頭痛の原因となる首から頭への血液循環がよくなり、
頭痛が改善することがあります。
②呼吸を深くできるようにする
全身の柔軟性や筋力などを整えることによって、
呼吸筋ともいわれる呼吸に関わる筋肉が動かしやすくなり、呼吸がラクになります。
腹式呼吸・胸式呼吸を区別して呼吸の訓練をすることも可能になり、
より深い呼吸ができることになります。
呼吸が深くスムーズになることで首~頭への酸素供給が行き届いたり、
ストレスの軽減効果があることから頭痛が改善することがあります。
③筋力をつけて全身の血流をよくする
筋肉は血液のポンプ作用があり、筋力をつけることによって全身の血流がよくなります。
血流が良くなることによって頭痛が改善する場合があります。
また、筋力は良い姿勢をキープするためにも有効です。
筋力をつけることによって、頭痛が起きにくい姿勢を保つことに役立ちます。
パーソナルトレーニングでの栄養指導による頭痛改善
頭痛の原因のひとつに栄養不足があります。
季節・気圧の変化やストレスなどによって体内の栄養は大量に消費されます。
その消費に摂っている栄養量が足りない場合、頭痛が起こることがあるのです。
5大栄養素をバランスよく摂ることが重要ですが、
横浜の女性専用パーソナルトレーニングである当スタジオ「with Beauty 825DIET」では、
それに加えて女性の頭痛改善に効果的な
マグネシウムや鉄を含む食材をとり入れるようにアドバイスしたりしています。
必要な栄養を増やすことによって、頭痛を改善したり予防したりすることが可能です。
パーソナルトレーニングでの生活習慣アドバイスによる頭痛改善
パーソナルトレーニングでは、栄養をコンスタントに摂るための食事時間、
疲労やストレスを解消し、脂肪燃焼や筋肉の合成にも重要な睡眠の質と量、
など生活習慣全般のアドバイスも行っています。
生活習慣が整うことによって、
主に栄養状態の改善・ストレスの軽減などが期待でき、頭痛改善につながります。
筋肉を付け、体脂肪を落とし、スタイルをよくしたい、
という目標を達成するための食事・生活習慣の改善はそのまま頭痛改善に繋がっています。
パーソナルトレーニングでの頭痛改善:喜びの声
当スタジオ(横浜二俣川の女性専用パーソナルトレーニングスタジオwith Beauty 825DIET)では、
パーソナルトレーニングを行うことによって頭痛が改善したと、以下のような声を頂いております。
・手放せなかった頭痛薬を全く使わなくなった
・いつ頭痛がくるだろうという恐怖がなくなった
・ストレスや疲れで頭痛が来そうな時が予測→対処できるようになった
まとめ
●頭痛は一時性頭痛と二次性頭痛があり、
一時性頭痛については運動・栄養・休養の改善で良くなる可能性がある
●パーソナルトレーニングの指導における
姿勢改善・呼吸改善・筋力アップ・食事&生活習慣改善は頭痛改善にも効果的
今回の記事では頭痛の原因とパーソナルトレーニングでの
改善アプローチについて解説いたしました。
頭痛でお悩みの方の、改善の一助になれば幸いです。
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二俣川 パーソナルトレーニングスタジオ with Beauty 825DIET
2022年6月にオープンした地元密着型のパーソナルトレーニングスタジオです。
女性専門で食べて痩せることを指導するプロ 鈴木やつかが代表を務めている。
LINEのみを使ったオンラインダイエットサポートで延べ180人を指導し、98%が成果を実感している。