起床する女性の画像

週1回もしくは月2回ほどのパーソナルトレーニングを始めて2か月ほど経ったお客様から「生理痛の辛さが軽減している」「生理前なのに体重が増えなくなった」といったご感想をよくいただきます。

パーソナルトレーニングでの運動と食事改善効果が出ていると思いますが、今回の記事では生理痛改善について事例を基に解説させていただきます。

お客様がこれまでに行ってきた生理痛対策

生理痛でツライ女性の画像

生理痛が良くなったというお客様が”ご自身で行っていた生理痛対策”はまとめると以下の3つに大別されます。

➀薬を飲む
②冷えないように気を付ける
③休む、横になる

対策は意識したことはなく、「辛いのは当たり前で仕方ない」とあきらめていた方も多いようです。

あなたはいかがでしょうか?

まずは食事改善で健康の土台をつくる

生理痛を改善する時にまず大事なのが、栄養をしっかり摂って健康になる、ということです。

生理痛をはじめカラダの不調は5大栄養素が足りていない場合に起きていることが非常に多いです。

生理痛の場合は、この2つが不足すると発現しやすい、という栄養素があります。それは「カルシウム」と「マグネシウム」です。

十分な摂取を心掛けてほしい2つの栄養素

カルシウムを多く含む食品の画像

まず私がお客様にお伝えしているアドバイスは「カルシウム」「マグネシウム」を摂っていただくということです。

生理痛は、①子宮の粘膜の破壊 ②消化系や膀胱などの異常などによって子宮の収縮運動が正しく行われなくなったときに起こります。

子宮の運動を正しく起こさせるために不可欠なのが、「ミネラル」です。その中でも特に「カルシウム」と「マグネシウム」が大事なのです。

(子宮の)筋肉を縮ませるカルシウム・筋肉を緩ませるマグネシウム。これらを”両方とも”摂っていることが非常に大事な要素です。

カルシウム・マグネシウムが含まれる食材を紹介することはもちろんなのですが、重い生理痛を抱えている方の多くが、「食事量を多く食べれない」「食が細い」傾向にあることが多いため、サプリメントで摂取していただくこともあります。

※必ず食事からの摂取も同時に意識することが重要です。

※マグネシウムはダイエット面で特に重要なのでインスタ記事でも詳しく紹介しています↓

この投稿をInstagramで見る

鈴木やつか@食べて美痩せダイエット(@yatsuka__suzuki)がシェアした投稿

カルシウム・マグネシウムで子宮の運動を正常にする”と同時に“子宮粘膜の材料であるブドウ糖・たんぱく質・ビタミンC、Aを摂取する”

これらを少しづつ実践していただくと、「生理痛が起きている間は生きる楽しみを諦めてます」「生理痛の時期はトレーニング休みます」なんて仰っていた方も、改善されています

パーソナルトレーニング(筋トレ)で体質改善をさらに促進する

ベンチプレスを行う女性の画像

食事改善と筋トレを併用することは生理痛の改善に有効です。血行促進効果・ホルモンの分泌・自律神経の安定、などが好影響を及ぼすと考えられています。

栄養不足で生理痛がひどい方は、栄養不足のまま筋トレを始めた場合に逆に健康を損ねてしまう可能性があります。

まずは、5大栄養素をしっかり摂って元気になることが大事です。

血中にしっかり栄養が入ってきて、その血液を筋肉の収縮というポンプによって全身に送ってあげる流れを作れば、少なくともひどい生理痛にはならないはずです。

生理痛がひどい、という方は少しそんな知識を覚えていただけると嬉しいです。

今回は、食事改善と筋トレ(運動)で生理痛を改善する方法についてご紹介させていただきました。

関連記事

「パーソナルトレーニングスタジオwith Beauty 825DIET」栄養指導の特徴

二俣川 パーソナルトレーニングスタジオ with Beauty 825DIET

2022年6月にオープンした地元密着型のパーソナルトレーニングスタジオです。

女性専門で食べて痩せることを指導するプロ 鈴木やつかが代表を務めている。

LINEのみを使ったオンラインダイエットサポートで延べ180人を指導し、98%が成果を実感している。