「歩くこと」は手軽にできる運動のひとつで、
食事改善とともに取り組むことで「脂肪燃焼・血行促進・代謝アップ」など
ダイエットに良い効果が期待できます。
歩くときに少しでも「歩き方」を意識すると
体の一部に負担がかかったり効率が悪くなることが防げます。
お尻や腹筋などを効率よく使う歩き方ができれば、
スタイルアップにつながることもあります。
この記事では女性のダイエット・スタイルアップに役立つ良い歩き方と、
よくある悪い歩き方についてご紹介します。
通勤や日常生活などでの日々の歩行やウォーキング、
効率よいダイエットの参考にしてみてください。
①良い歩き方
●上半身は背筋を伸ばし、歩行中も常にみぞおちが正面に
→骨盤が左右にねじれず真っ直ぐのまま進む
●骨盤を地面から真っ直ぐ立たせる
→反ったり丸まったりしていない
●前足がかかとから着地したとき、後ろ足の前ももに軽くストレッチを感じる
→この場面をゆっくり何度も練習して、ストレッチを感じてみる練習をしましょう。
足先ではなく「骨盤が正面を向いたまま先行して歩く」のが一つのポイントですね。
②してしまいがちな良くない歩き方
よくしてしまいがちな悪い歩き方とは、
骨盤ではなく足先行、特に膝下のみで地面を引っ掻くような歩き方です。
足が体を引き寄せなければならず太ももやふくらはぎに負担がかかり、
下半身がたくましくなったり、痛みが出たりします。
また、腹筋・背筋・お尻周りの筋力がない人が大股で歩くと、
前ももの筋力ばかり使ってしまい脚が太くなります。
足幅は小股~普通幅で歩きましょう。
その理由は次の章で解説いたします。
顎を引き、下腹部を意識し、
骨盤は反ったり丸めたりしないニュートラルな位置を保ちましょう。
お尻の筋肉を感じることができれば上手く歩けている証拠です。
ぜひ、歩くときに意識してみてください。
大股・小股・・どちらがいいの?腕は大きく振る?
やや小股で歩くのがおススメ
ネットや本などでは、
「腕を振って大股で歩くのがダイエットに良い」
という意見の方がやや多いようなのですが、
前述したように私はやや小股で歩くことをおススメしています。
大股で歩くと、腰をひねるような歩き方になり、
股関節の動く範囲やお尻の筋肉の使われ方が不十分になります。
運動初心者や体力・筋力に自信がない方はよりその傾向が強くなります。
すると、ももの外側など使いたくない筋肉を使うことになり、
モリモリとたくましい太ももを作ってしまうことにもつながります。
腕も大きく振らない
腕の動きを大きく振るようにしたり、走るときのように肘をまげてはやく振ると、
よほど体幹やお尻の筋力が強くない限りは上半身が無駄にねじれてしまいます。
その結果、足の着地時にバランスが不安定になり、
脚に負担がかかったり使い過ぎにつながります。
自然な振りで上半身を安定させましょう。
以上、なるべく専門的にならないようシンプルに歩き方について
ご提案しました。ぜひ参考にしてみてください。
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