マンツーマンで運動指導を受けられる「パーソナルトレーニング」で
ダイエットをはじめようと考える女性の疑問のひとつに、
「歩いたり走ったり泳いだりする”有酸素運動”はどうしたらいいのか?」というものがあります。
特に、総合フィットネスクラブに通っていた方はランニングマシンやエアロバイク、
スタジオレッスンなどの有酸素運動で汗を流した経験があり、不安に思うようです。
「体脂肪を燃やすなら20分以上の有酸素運動で汗をかくこと!」
と認識している方がとても多い中、
完全予約制でマンツーマン対応のパーソナルトレーニングスタジオでは
”有酸素マシンを置いていない”
ことも多いですからね。
当スタジオもそのうちの一つです。
「パーソナルトレーニングでダイエットする場合、有酸素運動はどうすればいいの?」
この点について解説します。
マシンでの有酸素運動はなしでダイエットできます
結論から言えばランニングやマシンで汗をかく有酸素運動の時間をとらなくても、
ダイエット成功は可能です。
体脂肪を燃やすのは実は、
「食事で体脂肪燃焼に必要な栄養を摂ること」
「睡眠をしっかりとること」
の方が有酸素運動で汗をかくことよりも大事なのです。
有酸素運動でヤセるのは効率が悪い
実は有酸素運動で体脂肪を落とすのはとても効率が悪いのです。
週2,3回フィットネスクラブに行って20~30分走っても体脂肪はビクともしません。
体脂肪1㎏を落とすのに約7000カロリーが必要ですが、
これを例えばランニングだけで落とそうとするとフルマラソン2回分になります。
ほんの少し食事を改善して1日数百カロリー摂取カロリーを抑えたり、
夜更かしをやめて睡眠中の消費カロリーをアップしたりする方が
ラクに体脂肪を落とすことができます。
加えて筋トレや骨の位置を整えるストレッチで
代謝(栄養をエネルギーに変える力)をアップすることによって、
体脂肪を落とす効率はさらに上がっていきます。
歩数を意識して全身に栄養を回そう
まとまった時間をとり、有酸素運動することは必要ないのですが、
体脂肪を燃やす栄養を全身に運ぶための「血行促進」として、最低限の活動量は必要です。
ヤセない、ダイエットがうまくいかないという女性は
「日常の活動量が少ない」という共通点があります。
●フィットネスクラブに通った時は週2,3回30分程度有酸素運動をしていたけど、
その時もジムに行かない日は全然歩かなかった
●車生活、デスクワーク、テレワーク、普段からあまり歩かない
などですね。
活動量のひとつの目安となるのが1日の歩数です。
日本人女性の平均歩数は約7000歩なのですが、
上記のように「あまり動いていない」という女性に
万歩計やスマホで実際に歩数を測っていただくと
「数百歩でした」
「平日は3000歩、週末は5000歩くらいでした」
というように平均歩数に届いていない場合がとても多いです。
日本人女性の平均歩数
まずは歩数を把握して、1日5000歩を目指そう
まずはご自身が平日・週末(もしくは仕事の日・休日の日)など
スケジュール別にどのくらい活動しているのかを歩数測定によって調べてみましょう。
そのうえで、1日7000歩を超えるようにしていきます。
活動量がかなり低かった場合には、まずは5000歩を目指してもよいでしょう。
10分早歩きで1000歩
歩数をアップするときにまず大事なのは、頑張りすぎないということです。
ウォーキングの時間を作ったりするよりは、日常生活にほんの少しの+αで活動量を上げましょう。
階段を使う、5分遠回りする、などでもOKです。
少し調子が出てきたら、家で踏み台昇降をしたりするのもいいですね。
歩数に影響はありませんが、ソファにだらっと座らないで掃除の時間を多くする、
なども活動量アップにはなります。
歩数アップのアイデア集をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
歩数アップのアイデア集
まとめ
●パーソナルトレーニングでダイエットする際、マシンでの有酸素運動はしなくても効果は出る
●ダイエットは筋トレ・骨格ラインを整えること・睡眠が重要
●体脂肪を燃やすための栄養を全身に回す血行促進として、最低限の活動量は必要
●日常生活での活動量を上げる
●歩数アップ・日常の所作をテキパキ、このあたりから意識してみる
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